来談者中心療法におけるセラピストの3条件

みなさん、こんにちは臨床心理士の早田です。

本日は、前回の記事の続きを書いていこうと思います。

今日のテーマは「セラピストの3条件」について。

セラピストの3条件とは、来談者中心療法の創始者であるC,ロジャーズが掲げた概念で、カウンセリングがうまく行く際のセラピスト側の態度をまとめたものです。

具体的には、

①無条件の肯定的関心

 →セラピストはクライエントの話すことを含めた態度全体に関心を抱き、示すこと。

②共感的理解

 →上記を行った上で、話や態度を否定せず理解しようと努めること。

③純粋性

 →セラピスト自身が、カウンセリング中に自分を見失わずに自身を確立していること。

 かなり噛み砕いて書きましたが、このような感じです。

 次回は、この3条件の中でどれが一番大切か。

 についてお話ししていきたいと思います。