投稿者「早田翔吾」のアーカイブ

私のストレスコーピング

みなさん、こんにちは臨床心理士の早田です。

今日は他の方も書かれていた「ストレスコーピング」について触発されたので、私も書いていこうかなと思っています。

私は普段、精神科クリニックに勤務して、カウンセリングや心理検査などを担当しています。主に頭を使うことが多いので、休みの日や余暇時間には積極的に体を動かして、頭と体のバランスをとるようにしています。

特に最近ハマっているのは、筋力トレーニング、いわゆる筋トレです。もともとかなり線の細かった私ですが、3年ほど前から筋トレを続け、今ではベンチプレスで100kgを上げられるようになりました。

トレーニングには、メリットが多く、下に羅列してみました。

・免疫力がつく → 風邪になりにくくなりました。

・沸点が下がった? → 普段の生活でイラっとしても、筋トレにぶつけようと思えるようになりました。

・肩こりが軽減した → 定期的に運動することで血流が良くなったようです。ちなみに、はじめてぎっくり腰も経験しました。

みなさんは、自分なりのストレスコーピングを持っていますか?仕事とバランスが取れるようなコーピングがオススメです。

カウンセリングとは何か

みなさん、初めまして臨床心理士の早田です。
私にとっては、初めての記事になりますが、「カウンセリングとは何か?」ということについて簡単に書きたいと思います。

カウンセリングと混同されやすいのは、相談です。仕事や恋愛などで相談したことがない人はいないのではないでしょうか。
さて、カウンセリングと相談のいちばんの違いは、「枠があるか」です。カウンセリングでは、場所、時間、料金といった構造があります。
この構造があることで、カウンセラー(話を聞く人)もクライエント(話をする人)も安心してカウンセリングを行うことができます。
例えば、クライエントにとっては隔週火曜日の17時からはこころまりもでのカウンセリングだとなっていた場合、定期的に同じテーマで話を進めることができます。これが枠があるということです。

一般的な相談では、こうはいきません。職場での人間関係や友人などと枠を設けて同じテーマで話すことは難しいと思います。
そのため、カウンセリングでは枠を設けて、安心した雰囲気の中で話をすることが、治療的な効果につながるとされています。