投稿者「早田翔吾」のアーカイブ

臨床心理士の資格更新の方法 〜まとめ〜

 みなさん、こんにちは。

 臨床心理士の早田です。今日は更新の方法について、まとめとして書いていきたいと思います。


ポイント

①更新手続きの期限は書類が送られてきた年の次年1月いっぱい。更新手数料は20,000円。

②継続研修機会実績報告一覧を書くのは骨が折れる。証明書とかはなくても大丈夫だけど、あったほうがいろいろと楽。

③現在持っている登録カードは返却する。同じサイズの写真を添付する用紙もある。

④簡易書留で送付する。

⑤正直、面倒くさい。

⑥手数料、なんでそんなにするの??

それでは、また!!

臨床心理士の資格更新の方法 〜その⑤〜 

 みなさんこんにちは!

 臨床心理士の早田です。今回も臨床心理士の資格更新についてつらつらと書いていこうと思います。

 さて、返信しないといけない書類ですが、

②資格更新手続書

③継続研修機会実績報告一覧表

⑤資格更新登録カード

 に加えて、

⑨継続研修記録簿

 自身が参加した研修会や学会、ワークショップの証明書や領収書等のコピーを任意の用紙に添付したものです。

 実は私、ほとんどの証明書や領収書を紛失してしまったわけなのですが、Q&Aを読んで、紛失してしまった場合には、報告一覧表に「紛失」・「参加証をもらっていない」と付箋書きしてくださいと書いてありました。

 まじ、めんどくさ

 正直、助かりましたww

 次回の更新時には、必ず書類を揃えておこうと思います。

⑩現資格登録カード

 現在、持っている臨床心理士の資格証明カードです。

 一旦返却し、更新が無事終了したら、新しい登録カードが送られてくるようです。

 これらが必要になります。

 期日までにきちんと払込をして、必要書類を揃え、簡易書留で送付します♬

 長くなりましたが、以上が臨床心理士資格更新時の必要な手続きになります。

 更新される方々や更新に不安を抱えている新人臨床心理士の皆さまの半永久的なマニュアルになれば、幸いです♬

臨床心理士の資格更新の方法 〜その④〜

 みなさん、こんにちは。

 臨床心理士の早田です。

 本日も、前回の記事同様に資格更新の方法について書いていきたいと思います。

 送られてくる書類が多いので、混乱しないように注意してくださいね。


④払込取扱票

 更新手続料は20,000円になります。

 郵便振替またはみずほ銀行の口座指定となっています。


⑤資格更新登録カード

 ハガキ大の用紙に住所・氏名のほか、顔写真(縦3.5cm/横2.5cm)、

 裏面に更新手続料の送金控えのコピーを添付します。


⑥返信用封筒

 封筒に必要書類を封入し、簡易書留で送付します


⑦教育研修機会一覧

 研修会や学会、ワークショップなどのコードが書かれている冊子になります。


⑧Q&A

 よくある質問が書かれた冊子です。


以上が送られてくる書類です。

次回からは、返信しなければならない書類についてお伝えいたします。


臨床心理士の資格更新の方法 〜その③〜

 みなさん、こんにちは。

 臨床心理士の早田です。

 本日も、前回の記事同様に資格更新の方法について書いていきたいと思います。

 今日は写真付きで、書いていきたいと思います。


①資格更新手続要項

 資格更新に必要な情報がまとめてある冊子です。

 かなり具体的に書かれているので、これさえあれば更新になんら問題はないと思います。


②資格更新手続書

 資格更新をする人の情報を記入する書類です。

 臨床心理士番号のほか、住所や勤務先などを記入するものになります。


③継続研修機会実績報告一覧表

 この表に、自身が参加した研修会や学会、ワークショップなどを記入します。

 この時、⑦「教育研修機会一覧」に該当する研修会や学会コードが書かれていますので、参照してください。

 3群以上にわたってポイントを取得しなければならないという縛りがあるのを聞いたことがある方もいるかもしれませんが、具体的には、

(1)資格認定協会が主催する「研修会」・「心の健康会議」への参加

(2)日本臨床心理士会や都道府県臨床心理士会が主催する「研修会」への参加

(1)、(2)を含み

(3)協会が認める関連学会での諸活動の参加

(4)協会が認めるワークショップ・研修会への参加

(5)協会が認めるスーパーヴァイジー経験

(6)協会が認める著書の出版

 これら6つの領域で、15ポイントを得なければなりません。

 ポイントは、基本的に受講者として参加した場合には2ポイント

 口頭発表や事例発表などを行った場合には4ポイントとなっており、その他、詳細に取り決めがなされています。


 長文になってしまったので、本日はここまでにしましょう。

 次回も、送付されてくる書類についてまとめておきます。

臨床心理士の資格更新の方法 〜その②〜

 みなさん、こんにちは。臨床心理士の早田です。

 本日も、前回の記事同様に資格更新の方法について書いていきたいと思います。


 まず、関係書類が送られてくる時期ですが、

 更新前年度の10月頃に送られてきます。

 私の場合、2019年4月1日が更新日になるわけですが、2018年10月中に更新に必要な書類が資格認定協会から送られてくるわけです。

 そして、資格更新手続きのための受付期間は、当年10月1日から次年1月31日までです。

 結果については、2月1日から順次お知らせがあるようです。

 次に、送られてくる関係書類は下記のとおりです。


 ①資格更新手続要項

 ②資格更新手続書

 ③継続研修機会実績報告一覧表

 ④払込取扱票

 ⑤資格更新登録カード

 ⑥返信用封筒

 ⑦教育研修機会一覧

 ⑧Q&A


 となります。

 次回から、写真付きで、詳しく見ていきましょう。


臨床心理士の資格更新の方法 〜その①〜

 みなさん、こんにちは。

 臨床心理士の早田です。

 本日は私の資格にまつわるお話をしていきたいと思います。

 臨床心理士の資格は、ご存知の方もいるかもしれませんが、民間の資格です。

 近年では、公認心理師という心理系の国歌資格ができたのですが、

 周知度としては、臨床心理士の方がまだ上なのかなと思います。

 さて、上記のように臨床心理士は民間の資格ですので、

 5年に1回の資格更新手続きが必要になります。

 私も今年の1月に行いました。 


 いやぁ~。もう資格を取得して5年経つわけですね。

 臨床心理士を目指した頃から、この資格更新制度は調べて、知っていたわけですが、

 実際、我が身として資格更新する立場になると、感慨深いものがあります。

 今まで、資格更新について資格を取得した当初から、

 具体的な方法や準備について調べてみたのですが、

 そのようなサイト記事はありませんでした。

 以前の私のような、迷える子羊を救うべく、実際に送られてきた書類を示しながら、

 どんな準備が必要なのかなどをまとめてみたいと思います。


 次回以降のブログから、具体的に時期や送付されてくるなどを踏まえながら、

 書いていきたいと思います。

 お楽しみに!!

せかせかすることについて

みなさん、こんにちは臨床心理士の早田です。

本日は、ちょっと思いついちゃった系の話をしていこうと思います。

今日のテーマは、「せかせかすることについて」。

以前、せかせか系の芸能人の方達がそのメリットについて語っていましたが、それが頭の片隅に残っていたので、このテーマを選んでみました。

さて、せかせかすることは良いことなのでしょうか?

一概には、良いこと・悪いことと断定することはできません。

というのも、それがご自身のペースである人もいるためです。

そういった方の場合、せかせかしていた方が生きやすいのだと思います。

しかしながら、誰かと行動を共にする場合、せかせかを強要しない方がいいでしょう。

むしろ、せかせかしあえる友達を探して、お付き合いしたほうが、お互いにメリットを共有することができるのではないかと思います。

上記をまとめると、

①せかせかすること自体は良いこと・悪いことと断定することはできない。

②自分一人でせかせかすることは、それが自身のペースである場合は良いことである。

③他人にせかせかを強要することは、お互いにストレス要因になり、関係性も崩す可能性があるため、控えた方が良い。

そんな風に思ったので、記事にまとめてみました。

セラピストの3条件で何が最も大切か

みなさん、こんにちは臨床心理士の早田です。

本日も、前回の記事の続きを書いていこうと思います。

今日のテーマは「セラピストの3条件で何が最も大切か」について。

 ロジャーズは、③純粋性が最も大事であるとしています。

 ①・②と③は矛盾しているように感じられるかもしれませんが、

 ①・②の態度を保ちつつ、セラピストが自身を見失わずにいることで、クライエントが気付けなかったような部分に気づき、クライエントにそれとなく伝え返すことで、新たな気づきが生まれることもあります。

 このようなことから、ロジャーズは純粋性が最も大事であるとしているのでしょう。

 私も来談者中心療法は、心理療法の基本ですのでより技能を向上させたいと思っているのですが、小手先の技能ではないだけに難しさを感じています。

 カウンセリングの1回1回を大切に、学びながら技能を向上させたいと考えています。

来談者中心療法におけるセラピストの3条件

みなさん、こんにちは臨床心理士の早田です。

本日は、前回の記事の続きを書いていこうと思います。

今日のテーマは「セラピストの3条件」について。

セラピストの3条件とは、来談者中心療法の創始者であるC,ロジャーズが掲げた概念で、カウンセリングがうまく行く際のセラピスト側の態度をまとめたものです。

具体的には、

①無条件の肯定的関心

 →セラピストはクライエントの話すことを含めた態度全体に関心を抱き、示すこと。

②共感的理解

 →上記を行った上で、話や態度を否定せず理解しようと努めること。

③純粋性

 →セラピスト自身が、カウンセリング中に自分を見失わずに自身を確立していること。

 かなり噛み砕いて書きましたが、このような感じです。

 次回は、この3条件の中でどれが一番大切か。

 についてお話ししていきたいと思います。

来談者中心療法とは?

みなさん、こんにちは臨床心理士の早田です。

今日は心理療法について書いていきたいと思います。

今日のテーマは「来談者中心療法」について。

来談者中心療法と聞くと、なんだか難しいなと思われる方が多いかなと思いますが、一般的なカウンセリングではこの技法を用いることが多いとおもいます。

カウンセリングに限らず、日常生活における人間関係でも使われる「傾聴」という言葉も、もともとはこの心理療法の技法です。

さて、来談者中心療法はどのように進めていくものなのでしょうか?

具体的には、セラピスト(話を聞く人)がクライエント(話をする人)の話を、あくまでその人のように話を聴いていきます。そこでのセラピストの受容的で共感的な態度や、クライエントから出てくる気づきが治療的な効果を生むとされています。

次回は、来談者中心療法の創始者であるロジャーズがあげたセラピストの3条件について書いていこうと思います。